Monster Hunter Puzzles: Felyne Isles 日本語攻略日記

海外限定でカプコンからリリースされたモンハンのパズルゲームについて記録しておくサイトです。

現在の最新バージョンは2.00.02 (2023年12月25日配信、同日必須化)です

モンハンの新作パズルゲームMonster Hunter Puzzles: Felyne Isles プレイ感想。オレが求めていたモンハンはこれだった

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アイ変わらずのラニャーニャ村のカクです。

さて、現時点(Ver.1.01.00)でのメインクエストを全て攻略し、サブクエスト、マスターランキングなど一通りのコンテンツで遊んだので、『Monster Hunter Puzzles: Felyne Isles』の感想を書いてみたいと思います。

筆者のモンハン暦

・初めて触ったのはMHP2ndGから、自分のデータを作ったのはアイルー村無印(2010~)から

・2010年以降のタイトルはガラケー向け除きほぼ全て遊んだ(すごろくアイルー村とか、プリプリプーギーレースとかも)

・モンハンの世界観が好きでアイルー村狂い

・主な活動分野はモンハンファンアート(公式コンテスト入賞経験あり)、グッズ収集

・推しはアイルーとジンオウガ

どんなゲームかはこの記事で

mhpuzzles.hateblo.jp

良かった点

ストーリーがいい

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いちばん良かったのはこれです。モンハンの世界観を大事にして、モンハンでしかできないストーリーをお出ししてくれるところ。

簡単に言うと、本作のストーリーは現実世界?の住民である雑誌記者のエミリーがアイルーの住む島に漂流し、現地のアイルーのリコやハンターのルシアス、困り事を抱えたアイルーと協力しながら施設を作っていくというものですが、

ありがちな物ではなく、モンハンへの理解度が高いというかモンハン好きじゃないと描けないストーリーが展開されるので、「ハンティングアクション以外で描かれるモンハンの世界観」を求めていた僕にはドンピシャな内容でした。


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例えばお花畑の肥料を集める場面で肥料としてモンスターのフンを挙げるという、農場経営をしていた往年のハンターには身に覚えのある展開が出てきたり


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ダンスステージのお客さんの熱中症対策として「生命の粉塵をパフォーマンスの一環でぶちまける」というモンハンでしかできない回答をお出ししてきたり

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他にもまさかのニャンターが登場するなど、重度のモンハンファンなら「これは!」と思う展開が目白押しです。

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また、「エミリーがモンハン世界固有のものに対してリコやルシアスに訊く」という場面もあり、エミリーが1種の狂言回しの役割を果たしていることもあってモンハン知らない人置いてけぼりという感じでもありません。

世界観もいい

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島に作ることになる建物のデザインは2種から選択できるのですが、このデザインもリコが提案するアイルーらしいモチーフを散りばめたもの、ルシアスが提案するリオレウスなどを象ったワイルドなもの、エミリーが提案するモダンなものが用意されており、どれもデザインが(エミリーのもの以外は)モンハンらしくてとてもいい。往年のアイルー村バイブスを感じます。(エミリーのものもアイルーモチーフがちりばめられておりこれはこれでかわいい)

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UIやパズルのギミックデザイン、効果音もモンハンらしいものなので、モンハン独自の世界観が好きな人にはたまらないと思います。

アイルーはかわいい


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アイルーの仕草や表情、服装デザインはいつもの事ながらかわいい。キッチンアイルーや郵便屋さんの服を着たアイルーもいます。


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アバターのアイルーをきせかえることもできるのですが、感動したのはデフォルトの裸にも名前がついててかわいいこと。器用な手!丸い背中!アイルーは元気に毛並み自慢!!

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やっぱりこの作品はアイルー村の遺伝子を受け継いでるよ……(アイルー村の亡霊を求めしもの)

パズルの難易度がちょうどいい

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筆者が今までやってきた基本無料のパズルゲームは『オトモンドロップ』『ぷよクエ』『ぷよタッチ』『ポケとる』『ポケまぜ』くらいですが、それらと比べてもストレスになる場面が圧倒的に少なく、無理にコンティニューやブースターを使わずとも何回かチャレンジすればクリアできるステージばかりでした。

スペシャルピースがオトモンドロップと比べてなかなか強力なのもあります。特にブーメランが便利で、2x2で作れる割には他のピースと組み合わせると的確に壊したいものを壊せるので、重宝しました。

www.4gamer.net

カプコンは8年も続いてるマッチ3パズルとして「スヌーピードロップス」を運営している実績があるので、そのノウハウもあるのでしょう。スヌーピーではステージの難易度検証用にAIやプレイヤーによる評価精度を導入しているという話もあり、ステージの難易度は絶妙でした。(本作もプレイヤーによるステージの評価制度があります)

課金しなくても遊べる

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初見クリアで報酬がもらえるチャンスタイムの存在や、連勝していくことでブースターが増える支給品など、コンティニューさせようとする仕組みは存在しますが、課金圧は低めな方です。

と言っても、広告でジェムやハートを入手できる機会が毎日あるほか、(毎日300くらいはもらえる)毎週開催されている2種類のランキングでも大量のジェムを入手できます。

ランキングは簡単な方で、ハートが溜まったら真面目にプレイしていれば、無理なくランキング上位に食い込めます。現に、私はスペシャルラッシュランキングで3連勝中です。

また、広告も見たくないタイミングで見せられるものがなく、能動的に視聴して報酬を受け取るもののみなのも好印象でした。

良くない点

課金しなくても遊べる

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すなわちビジネスとして宜しくないということ。

ステージクリアや広告視聴などでジェムやハートの獲得チャンスが毎日結構あり、加えてアマアマなランキングで大量のジェムとブースターが溜まっていくため、課金限定アイテム以外では課金したくなる要素を感じませんでした。これが月1回のランキングならまだしも、毎週開催してますからね…

2種類のランキングで毎週1000〜4000ジェムとブースターがわんさか溜まっていくわけです。

サブスクであるVIPパスも魅力に乏しく、限定衣装と交換出来るチケットは月一配布なのでサブスクである意味に乏しく、倍速機能もアマアマランキングにおいて必要性を全く感じません。そんなの使わなくてもランキング上位余裕です。これが「毎日ハート回復一回無料!」とかついてたら色々な意味で良かったのですが……

だからこそ上の画像のような限定衣装など、課金でしか得られない要素で集金していく必要があると感じました。ジンオウ装備でたらVPNをゴニョゴニョして課金します。

上述のスヌーピードロップスでは課金で手に入るスマホ壁紙なんかも販売しているので、そういう付加価値が必要だと思います。

全然宣伝されないしどの層に向けているのかもわからない

正式リリース前なのかもわかりませんが、本作はカプコン公式からのアナウンスが全く、全くありません。まともに宣伝されていません。

にもかかわらず、正規のGooglePlayストアには並んでいますし、サービスも問題なくされていてアップデートまで配信されています。

どういう形態なのかわからないのもそうですが、どういう層に向けたものなのかも不明瞭です。モンハンファンに向けたファンアイテムなのか、モンハンを知らない人にモンハンIPを売り込みたいのか…

後者なら、ホームスケイプ系のゲームは数多く存在しているわけで、うまく差別化しないと厳しい気がします。

また、ゲームはロゴ以外完全に日本語に対応しているのに、モンハン大国日本では未配信というのも謎すぎます。日本で売る気があるのだろうか…

以上のことから長く続くビジョンが見えない

どんなにいいゲームでも、知名度がなく、課金するユーザーがいなければビジネスとしては失敗です。本作は今のままでは長続きしないでしょう。

課金圧が低いのはいいところなのでそのままにしてもらって、アクティブユーザーを増やすことと、魅力的な課金アイテムを用意することに注力してほしいです。

そしてモンハンのソシャゲ、5年以上続いたのはMHXRしかないという意味でも不安です…仮にスヌーピードロップスのところが運営しているのなら、長く続けられそうではありますが、そもそもこのブログ自体が「サ終した時の振り返りのために」ですからね…

まとめ

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総合的に見て、アイルー村の渇きに飢えた筆者のニーズをピッタリ満たすゲームであるとともに、大好きなゲームの仲間入りをした一作です。

ストーリーはいいしキャラは可愛いしパズルの難易度もちょうどいい。ゲーム自体は本当に楽しいです。

だからこそ、長く続いて欲しいんですよね…このままでは色々心配です。

とにかく、サービス中の間は、全力で楽しもうと思います。

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